日本ミツバチ 巣箱の冬仕度 

朝晩の気温が5℃前後、日中でも8℃とだいぶ冷え込み、森の花もその姿を殆んど見なくなりました。日本ミツバチたちも採蜜(花の蜜を集めること)ができず、巣箱の中で一日中過ごすことが多くなりました。森はいつ零下になってもおかしくない状況です。蜂たちのために巣箱の冬支度を行いました。

RR 巣箱群
《上段の左側と下段の中央の巣箱に日本ミツバチが営巣しています。》

もともと日本ミツバチは山育ちのため、西洋ミツバチ(養蜂家が飼っている蜂)に比べ耐寒性が高く、冬支度を行わない人も中にはいるようです。我が家の巣箱にやって来た蜂たちも、もともとは森の何処かで生活していた蜂ですが、新女王蜂が生まれたため、主(あるじ)である女王蜂が、新女王蜂のために巣を明け渡し、働き蜂を半分連れて我が家の巣箱に引っ越して来ました。


まず、蜂に刺されないための準備です。防護ジャケットをはおり、防護ネットで顔を守ります。普段わりとおとなしい蜂たちも、これから越冬するための自分達の食料を守るため、この時期は大変凶暴になります。

防護服 《いつもこんなスタイルで作業してます。》

特に私は『数万人に1人?!のアレルギー体質』らしく、刺されて30分もすると見る見る腫れてきます。特に顔を刺された時は悲惨で、ボコボコに打ちのめされたボクサーのような顔になり、腫れが引くのに3日もかかります。以前、海外に行く前日に顔を刺された時は、パスポートの写真とぜんぜん違うため、入国を拒否されるのではないかとビクビクものでした。蜂の針には万全を期さねばなりません!!


冬支度の前に巣箱に共棲するスムシ(ハチノスツヅリガムシの幼虫)を駆除するため、巣箱の掃除から始めました。スムシの親が巣箱に入り込み、筒状の袋(土ぐもの巣に似ています)の中に卵を生みつけます。巣箱の底に産みつけられ卵は、幼虫に成長するまで筒状の巣に留り、大きくなると蜂の巣に入り込んでハチの幼虫を食い尽くしてしまいます。

ブラシで巣箱の底をさらうと筒状の袋がいくつも見つかりました。袋を破ると中から2センチくらいのスムシが何匹も出てきました。

スムシ
《グニュグニュと動いて筒状の巣から這い出して来たスムシ》

スムシは爬虫類のペットショップでは『ハニーワーム』と呼んでハチミツで飼育しており、トカゲやカメレオンの餌として販売しているそうです。「何でも商売になるんだナァー」と驚いています。


3番目の巣箱を掃除していると顔の周りを蜂たちがブンブン飛んで攻撃を仕掛けてきました。心の中で「かかって来い!!」と叫んだその時でした、蜂の羽音が耳元ではっきりと聞こえました。ア!と思った瞬間、1匹の蜂が防護ネットの中を飛び、鼻に激痛が走りました。一目散で家に戻り、脱脂綿につけた消毒薬で蜂毒を傷口から何度も絞り出すあいだ、見る見る鼻が腫れ上がりパンパンになってしましました。最後に鼻に『フルコート』軟膏を塗り、作業をしばらく中断しました。

アクシデントから3時間後、作業再開!
冬支度の材料《冬支度に使用する材料》

巣箱1号

巣箱の3面を麻袋⇒毛布⇒スタイロフォーム(発泡スチロールより硬い材料)の順に囲いました。スタイロフォームで直接巣箱を囲むと、巣箱内の湿度が低下し、蜂が死んでしまう危険があるため必ず麻袋や毛布をスタイロフォームの中に入れます。

巣箱 冬支度

また、正面を囲ってしまうと、太陽光があたらず、蜂が凍死する危険があります。最後に外気の進入を防ぐため、巣箱の巣門(出入り口)を1/3まで狭くしました。
すべての群が無事越冬し、来年の春にまた姿が見られることを祈り作業を終了。


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他の巣箱はこんな風に冬支度をしました。

巣箱2号

巣箱3号

巣箱4号
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[ 2010/11/02 20:33 ] 日本ミツバチ | TB(0) | CM(0)

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